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March 2008

大学施設見学 2

次に訪れた大学は、本厚木駅からバスで25分程の所にある。
『神奈川工科大学 KAIT工房』
多摩美術大学八王子キャンパスから約1時間くらいで移動可能なので訪れました。
ファサード
内部は来月から本格使用されるそうで職員の方に丁寧に内部使用方法などをお聞きしました。
台形の平面の外観は全てガラス張り、約2000平米の規模です。
説明の中で建築家(石上純也)は屋根も全てガラスで構成しようと想定していた物を施工側と大学側の説得により今のように落ち着いたそうです。
この建物は、内部構成が面白い・・・全てが見渡せオープンなスペースが一つ存在するだけ
設計者の意図は、元々柱がグリット状に配置され柱により空間を分節し、ワンルームの大きな空間のスケール感を使う人たちにある程度あわせようと考えていた。  最終的には、柱をランダムに立てる事でやわらかく曖昧な境界を作り、耐震壁の無い様々な形状と方向をもったフラットバーの柱をちりばめた構成になっている。(GA JAPAN91より)

ファサード2
多摩美術大学図書館とは構造や使用形態がまったく違うのでですが、グリット性を持たず、まるでスケッチで円を描くような空間がそのまま存在している。 外に対しても境界をなくすように心掛け、空間が透きとおりぼんやりとした抽象性が読み取れる。

内部空間1
内部に入るとより空気感が変わり中に浮く浮遊感さえ感じる。
テリトリーとしての境界がまったく無いので、自分自身その中に居るとお尻が落ち着かない感じでした・・・!!!
植栽の配置までが設計者の意向で決められているとの事!!先週の日曜日も配置を変えに来たそうです??

内部空間2
空間が爽快で視線の交差と内外の曖昧さなど意図した構成が完結している点は共感でき参考にないました。

正直な話外部を全てガラスで覆う事の必要性が理解出来なく・・・夏場の室内環境への配慮も疑問!!夏休みかな!!
春先の昨日でさえ内部は相当熱く エアコンの風の当たる前だけが涼しい!!!機会類の保護の為にも区画する必要があるのであれば機械室のみガラス張りで覆いそれ以外のスペースは外に対しオープンな方が良いような!!

一定期間のみ使用のガラスのパビリオンとしてであればと思いました!

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080326

大学施設見学 1

昨日は、二つの大学施設を見学に行きました。
天候にも恵まれ桜はチラホラと咲き始め・・・二部咲きかな!
コーナー部
大学の正門から入りすぐ左側に見えて来たのがこの鋭利なコーナー部分
『多摩美術大学八王子キャンパス図書館』
昨年竣工したばかりの新しい施設です。八王子の丘陵地にキャンパスが在りその正門からすぐの所に位置していました。
正門から少しずつ傾斜を上がって行くと凹面のファサードが、何やら他の建物とは全然違う存在感が見て取れます。
elevation
特徴はなんと言っても構造形態で連続するアーチが内外を走り回る。シンボリックでいて近代建築的な要素は失われていない。
「さすが」と思わず口に出てしまいました。
1階ギャラリー
内部に入るとその形態が全身に襲いかかる。・・・何来れ!!!・・・面白い!!!
不特定な大きさのアーチがカーブを描きながら連続し、床も外から繋がるように傾斜していて、奥に行く程天井高が低くなりパースペクティブな印象をより効果的にしている。まるで洞窟に迷い込んだようなドキドキ感も・・・
コンクリートとガラスの施工精度は、圧巻で・・・なかなか図面化は出来てもここまでの施工精度は望めないのが現状ですが、この建物はその部分を怠ると絶対にいけないという設計者の熱意が感じ取れる。

今回二つの建物を急遽見学に訪れたのは、今現在進行中のプロジェクトとの関係が大きいのです。
どちらの建物も構造形態をシステマチックな原理で進めていながら、まったく違った印象があり、出来上がった空間は知的でエレガントな物になっている。
 また二つに共通する点は、システマチックでありながらグリッドがまったく感じないし意図していない点ですね。
但しどちらの建物も大変な施工側の努力が必要である事は確かですけど・・・!!!!!!!

2階書庫
2階に上がっても同じアーチの連続なんですが、天井高さがある分明るく感じ、1階の洞窟のイメージはなくなり快適な空間ボリュームになっている。

今現在ブロクに掲載する為に写真を見ていると、今回二つの建築は自分の目で見その場で感じる事は、写真にまったく現れない建物でした。 それほど五感で読み取る建築を久し振りに拝見しました。

空間を造るうえで絶対に必要なストラクチャーをどのようにシステマチックに、そして空間を損なわず一体のものとする事を思案中です。・・・難しい・・・

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080326