先週の金曜日2年ぶりに『Sm』を訪問しました。
1年目の点時には都合が付かず2年目の点検に訪れました。
私も2年ぶりの訪問になり内部がどのように変化(家具などの配置)しているのか?!不安と期待を持って行ってきました。

2階迄は殆ど竣工当時のままでしたが、ロフトが現在は寝室となっていて居住者(犬2匹)も増えて居ました。
建具調整や分電盤のブレーカー交換と一部の雨漏れの処理等を行い終了。 但し塗装のひび割れが数カ所在り年明けに塗装屋さんと訪れる事で了承を頂きました。ひび割れの程度は気にならない程度ですが、白い壁に汚れが目立つ場所も在りそこの塗装がどちらかと言えばメインかなと!?
クライアントも来年からはこの家を利用されるそうなので一安心!とても忙しい方で2年の経過の間住まわれたのは1年程と半分くらいだそうです!!
アトリエでは数多くの模型を制作します。
基本計画では1/100が主ですが、1/100から1/30まで大きさも多様です。
現在基本計画が進行中の『Of』もまだまだ1/100を製作段階。『Ks』に関しては、ほぼ基本計画が終わりに近づいたので1/50に以降して行く段階・・・
模型製作は真っ白なスチレンボードから形にして行くのですが、私どもはファサード(外壁面)に開口を設けずに先ず創り上げます。
内部空間は1/100でも割と精巧に作り込みますが、外部はプロポーションを視てからイメージをインプットさせて又、スケッチに戻りファサードのみのスケッチを書き貯めて次へと進みます。
プラン(平面図)には、開口部が一応書き込まれていますが、空気の流れや廻りからの視線など外部からの影響を考慮するとどうしても恣意的な開口部(通常の窓)では、対応が曖昧なまま進んでしまう恐れが出てきます。
それを無くす為にも外部には、全く開口のない模型が最初に敷地模型の上に置かれます。
・・・そのときが、何やら一番興奮しますね!!オォ〜!!て感じかな!!・・・
昨日はクライアントと共に京都の敷地調査に行ってきました。
敷地は京都山科の東音羽山の麓で廻りは住宅が密集して建っている一角に位置し、東西に長く西側には1500mm程下がって田んぼ・・・東側が道路で正面に音羽山が望める。
写真中央部が敷地西側

写真正面奥の山が音羽山・・・山頂からは琵琶湖が望め滋賀県側には紫式部ゆかりの石山寺が在る。
クライアントと住宅に対する思いや夢を語りながら数時間の打ち合わせを過ごしました。
今回の住宅のテーマは、『Hobby(趣味)』 完全な趣味と余暇の家になりそうです。
必要な空間は、アトリエ(書斎・ホビー・趣味の部屋)とリビングのみで後は水回りと寝室を独立して設けるくらい・・・過ごす時間帯と季節を読み取り、リビングとアトリエの関係性を重視し空間の配置と構成を進めていこうと考えています。
土曜日の無料相談会は、見学者は数人訪れましたが相談者はゼロ・・・!
夕方から雨も降り出し来館する人も少なく・・・もう少し活気が欲しい!!

土曜日という事で隣のサンゲツさんには、家族連れの方が訪れていましたが同じ階のフロアーには殆ど人気が無くさみしい限りです。
隣にハービスイーストが完成しより人の流れが訪れると期待されていましたが・・・期待どうりには行かないようです。
数年後には、大阪駅の北側には新しい町が完成・・・大阪駅北ビル・富国生命ビル・産経ビル・阪急百貨店も建替え中と大阪駅周辺は大規模な店舗の乱立・・・このままでは・・・
開発される新しい建物との競争に勝つためのコンセプトを考えて行かないと忘れ去られる。
夜中の雨も上がり昼前には晴天の本日、急に思い立ち『Ht』のリビング・ダイニングを見に行きました。
この家は、南北に長い家でお昼の一時にトップライトからの斜光が綺麗に見られます。
2年半前に竣工してから家具を配置した写真が無かったため訪問しました。
天井高さを4メートル確保し中庭とロフトも一体的な空間とする事で、視覚的にも感覚的にも広さを強調する空間を目指した建物です。

リビングには、クライアントが元々所有されていたアルフレックス マレンコ ヌードが打放しコンクリートの前に置かれています。
暖房器具は、青い炎が美しい真っ黒なアラジンストーブのみでこの冬も過ごされているそうです。

ダイニングテーブルとチェアーはこの建物の空間にとてもマッチしています。
テーブルはコルビュジェのガラステーブル LC6 チェアーはマリオ・ベリーニ 412Cab ととても洗練されたデザインの組み合わせが見事です。
テーブル長さは最大の2400mmですが空間に溶け込み大きさを感じさせない。

リビング側からダイニング方向 中庭の向こうがキッチンで上部はロフト、全てが一体的な空間を構成している。
2年半の経過を感じさせない空間は、クライアントと建物がより良い関係で生活を楽しんで頂けていると確信しました。