昨日発売の MODERN LIVING に一昨年完成した『Sm』が掲載されました。

竣工後から取材依頼は何度か在りましたが、クライアントとの連絡に行き違いがあり今年の撮影となりました。
この建物は、ある意味自分自身として冒険をした建築です。 クライアントもデザイナーということもあり、完成迄にはお互いの意見の違いの擦り合わせに時間をかけデザインとは?から始まり建築と空間についてなど本当に主張をぶつけ合いました。
特に時間を要したのはプランとファサードデザインです。
プランでは基本計画から実施設計に入り数ヶ月後に2階へのアプローチに疑問が出たとの連絡!!2階の階段は見せるとの変更以来!!
その時点からもう一度2階と3階のプランの練り直しがはじまりました。 外観では、開口部の必要性と機能・・・採光や通風としての役割・・・そしてファサード(建物の顔)として見せ方・見え方!!
沢山の図面と模型により少しづつでも着実に完成へと導かれて行きました。

外観(ファサード)には開口部(窓)は無くコンクリートの基壇の上に居住スペースである真っ黒なキューブが存在するシンプルな構成。
通風と非常用進入を兼ねた開口は片開きドアをアルミスパンドレルで覆いアイポイントとしてデザインして、開口部としての存在を消している。
内部プランは、1階が駐車スペースとアトリエ2階がワンルーム形式で3階はロフト(予備室)です。
ワンルームの2階が生活スペースで昼の空間と夜の空間を演出した壁の色・・・広い吹抜け空間がその二つのを一つにまとめている。
元々デザインのスタートは、クライアントが揃えておられるカトリーヌ・メミの家具に合わせる空間を創ることとガレージハウスが端緒でした。
6月掲載 第3弾 狭小住宅 PART 6 です。
WPP(ワールド・フォト・プレス)発行のWorld MOOK 狭小住宅シリーズも早くもPART6で、我がアトリエからは、PART1・4・5に続き4回目の掲載に成ります。

掲載は、Fa・Oy・Ht・Smとこの5年間に完成した建物です。 なかでも敷地及び1階の床面積の小さい物を取れ上げて頂いています。
特に都市住宅では、敷地条件が厳しい物が多く、しかしそのような条件でも快適で暮らし易く居心地の良い空間を提供できるよう創意・工夫を凝らしています。

今回の特集は、建築コストに焦点を当て建物の工事費と構造や敷地条件との関係などが詳しく載っています。
また、土地購入から住宅竣工までの費用の内訳などがシュミレーションされよりわかり易く掲載されています。